今日だけの参加となったが,非常に有意義な会であった。赤堀先生からは,日本と世界の比較では,小中高大成人・・・と年齢が進むにつれて学力が下がっている日本についての話。習っていない問題については,解くことができないという特徴。特別支援のためのICT利用は,当たり前であると言うことなどの話があった。また,「待てない」人間が増えていることと自分の都合で成り立っているメールやITなど,機械と人間を同じ考えてはいけないと言うことをどこで教えるのか?など時間があっという間に過ぎた。
藤村先生からは,校務の情報化について,今あるものを電子化しただけではだめで,校務の情報化によって,高付加価値を実現することが,本当の意味での校務の情報化であるという話があった。この視点はとても大事で,今後の進め方に生かしていこうと思った。
それにしても,教育情報の標準化や印鑑の必要性の話,クラウドに置くときの注意点など,まさにどんどん進んでいるこれらの検討について,早くも実現していっている自治体がたくさんあること,政令指定都市でも取り入れられていることなど,のんびり構えている教委などは,困るのではないかという気になった。
現場が思っている以上に急速な進み方をするのではないかと思った。大変有意義な研修会だった。
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1. masui
— October 9, 2011 @10:13:26
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