今回は,高知−小牧空港を利用。小牧空港は小さいが,名古屋駅までバスで30分と,非常に近いのが魅力。
今回の発表は「教師に必要なICT活用スキルについての調査研究」という題で石原先生@岐阜聖徳学園大との共同研究。悉皆調査による結果から導き出される内容についての分析。
最も不足しているICTスキルは「WWWの仕組みについて,HTMLファイルとWebサーバ,ブラウザの関係を説明する」という項目だったことを中心に,数多くのスキルについて校種の比較も行った。
少し時間に余裕があったため,結論部分を安易に書きすぎ,やはりその部分について質問があった。やはり,研究論文としての結論を,調査内容からはっきりわからない部分について,言及するのは×。こんなことは十分わかっているはずなのに,変な慣れがあると,やはり指摘される。大いに反省すべきだと思った。
この記事に対するコメント[4件]
1. 落伍弟子 — March 9, 2009 @03:32:34
ふつうの学校の先生には不要なスキルだとおもいますけど。
NetcommnsとかのCMSはそういうスキルが不要な人向けに開発してるわけで。科学的理解が必要なのでしょうが,ビデオデッキの予約録画すらまともにできないセンセーが多い中,無理な注文だと思います。
それより,なぜセキュリティポリシーが重要なのかを理解してもらわないと。学校のセンセーというのは,どんな文書でも勝手に持ち出してかまわないという習性があるようにしか思えません
2. administrator — March 10, 2009 @21:51:04
そしてさらに,それらを指導する立場の教師ですから,「あやしい」かどうかを見極める手がかりを知っておくことが必要ではないかといったことから,科学的理解とあわせて結論を出してしまいました。まあそれがちょっと勇み足だったわけですが・・(笑)
確かにセキュリティポリシーの遵守などについては,学校を回っていて,いろいろ気になる部分は多々ありますね。
3. 落伍弟子 — March 12, 2009 @01:12:13
ということなんですけど,中途半端な知識はかえってトラブルの元となります。フィッシング詐欺だって,HTTPSだから安心とはいえないわけです。幽霊会社にだってサーバー証明書が購入できるわけですから。
DNS自体どれだけ信頼できるかというと,一般的には「信用している」けど,運用する側から見ると危ういシステムですし。
実際,2006年8月から半年間くらい,特定のIPアドレス範囲からはいろんな会社や団体からアクセス禁止にされていました。かつて欧州で「オレオレIPアドレス」を発行していたプロバイダがあったために,アクセス禁止にしていたアドレスが正式アドレスとして日本に割り当てられたのが原因でした。こんなことは,体験しないと理解できないですが,その理由を一般の先生が理解する必要はないですよねぇ
4. administrator — March 17, 2009 @21:41:59
オレオレIPですか・・・ありえますよね。
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