
セミナーで話を聞きながら,今日は,いろいろと感じることがあった。教員一人一台PCとセキュリティについてのことだ。
いろいろな事例を聞いたり,ブースを見て回ると,教員の仕事として,持ち帰る必要性がわかっている方は,企業であれ,行政側であれ,「持ち帰るための安全策」を考えていると
一律に「持ち帰り禁止」などという人は,このような場には呼ばれていないということもいえる。行政側と対等な形で学校のセキュリティ対策を考えることのできるような組織と,そうでない組織との格差がじわじわと表面化してきているという感じである。
地方の時代と言われるが,教育システムも,地方で現場に即した仕様を適宜変更できるような仕組みをきちんと用意していることが重要。それは,まさに組織の問題で,教育委員会などに,そういう組織をきちんと用意している良い例を聞くことができた。
しかし,市内でどんなに良いシステムがあっても,どんなにより取り組みがあっても,教員異動により,今までの方法が役立たない,新たに異動してきた人が困る等の状況はどうしても起こっている。地方の格差が,こういうところで,無駄になっている。ある程度全県的な(つまり異動範囲で)統一する部分は必要ではないだろうか。
例によって,ブースを巡るたびに,紙袋が重くなってくる。さすがに疲れた・・・
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