こんな田舎でも町には数件のケータイショップがある。ある店の前を通ると,「○○中入学おめでとう」「△△中優待」とかかれた大きな垂れ幕。さらにテレビCMでおなじみの「学生割引」の文字。
ターゲットは明らかに中学生となっているのが,ありありとわかる。考えてみれば、高校生はほとんど持っているし、値段改定で機種変をそれほど頻繁にしなくなってきた現在,新たな顧客を獲得するには,中学生をターゲットにするしかない。これがいわゆる大人の事情である。
あるケータイキャリアは「ケータイの安全教室」という名の下にイベントを開いたり,学校へ出向いたりしているが,参加した教師の感想では,「最後には,子どもたちがケータイがほしくてたまらないようにして終わるんだなぁ・・」と。
20年度は,この大きな見えない波が中学生に対して迫ってきているといえる。これらに親がどう立ち向かい,学校がどう立ち向かうかというのが,試される年になるのではないかと思う。もはやこれは,「いい」「悪い」というレベルの話ではなく,まさに「つきあい方」になるのだと思う。
というわけで,3/4(火)には,skyの山本さんと私で,池田中PTA行事として,保護者向け「ケータイ安全教室」を開くことになっている。さらに,池田第一中学校の3年生向けに授業を行うことが決まっている。こちらも楽しみである。
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