県のある会で,教員のICT活用能力の例のアンケートの結果が話題になっており,100%にするためには,「2,3日合宿で缶詰にして研修させたら・・・」などという意見があると言うことを聞いた。全く乱暴な話だなと思ったが,ちょうど時期を同じくして,ある大学の先生が,教師が身につけておくべきICTスキルを,非常に細かく具体的にリストにしたのを入手した。
たとえば教師は,エクセルのマクロはできなくても,写真の解像度を小さくして,メールに添付するということは,誰の手も借りずにできなくてはならないと私は思っている。そういう小さな一つ一つの必要なICTスキルを積み上げていくと100以上になる。
これが教師の仕事の上でのICT活用の特殊性ではないかと思っている。これこそが,いつも私が主張している「行政の事務仕事との差」を表していると思っている。はやりの言葉で言うと「机上の空論」なんだろう。現場を見ることの大切さは,ここにある。
この記事に対するコメント[1件]
1. 山本@新大阪 — February 20, 2008 @23:02:42
そういう「あ、これ便利。」とつぶやきたくなるようなスキルを紹介していくように、心がけます。
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