いよいよ新学習指導要領が決まりつつある今,関係の方々はとても忙しい日々を送っている頃だろう。学習指導要領の改訂の速度は,以前に比べて,どんどんペースが速まっているし,それは時代や社会の要求,子どもたちの状況などに応じて,PDCAを考えれば,当然のことだろう。
ただ,悲しいのは,その変化をどのくらいの先生が感じてくれているかである。感じる余裕がないくらい忙しいというコメントが返ってきそうだが,だから,それを感じなくていいという理由にはならないのも事実だ。
次の学習指導要領の内容は,確実に増える。しかし,月曜から金曜日までの時間は変わらない。ということは,ICT等を活用して効率よく,効果的に学習指導を進めなければ,内容をこなすことができないということらしい。
もう,教師の好き嫌いで話が進む状況ではないことを,自覚して,恥も外聞もすて,授業改善に全員で取り組んでいかねばならないのだろう。
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