目黒区立原町小学校公開研

 始発便で東京。結構気流が悪く,ジェットコースターに乗っているような気分だった。ドンという衝撃で目が覚めたら,それは到着だった。ほっ。
 原町小学校は住宅地の中にある学校なので,タクシーの運転手も場所がわからず,交番に聞いたりしながら,ようやく到着。中尾さんをはじめ,おなじみも皆様の顔もちらほら。区指定の研究発表ということで,来賓がずらーーり。
 教科のねらいに迫るもの,情報活用能力の訓練的なもの,それらを活用するものの3つに分けて,全学級公開+学級でのミニ活動(デジカメ発表やフラッシュ型教材の提示)だった。
 全国どの学校でも実践可能な授業というスタンスでの公開であったので,それぞれの段階が見えた。なによりも,学校全体としての研究をしていく楽しさや一体感を,一人一人の先生方の授業の様子や,私たちへの対応などからかいま見ることができた。これが一番の成果であったのだろうと思う。その楽しさを知った先生方は,きっとこれからも,よりよい授業作りのために,楽しく研究していけるのだろうなと思った。
 講演は堀田先生。この学校がどういうプロセスで授業実践を重ねてきたかについて,詳しく述べてくれた。そして,ICTを利用した授業を今,どのように考えていかなくてはならないかについて,当日の授業を写真で振り返りながら解説してくださったので,参観者にはものすごくよくわかったのではないだろうか。
 参加者の席では,前後の一般参加者の先生方の声が聞こえてきて,「こんなにたくさんの最新の機械がたくさんあっていいね。ウチの学校では考えられない。」と漏らしていたが,各教室にプロジェクタ,スクリーン,実物投影機の3つがあっただけで,足りないところはテレビモニタに映していたようなもの。これらは,2005年の教室で実現しようとしていたことなのに,まだまだという現実なんだなという気がした。ただ,それよりも大切なのは,そのICT機器を,どの場面でどのように生かすかというところ。
 ・・・とはいうものの,機器がないとそれも考えられない(考える必然性がない)というのもまた真実である。とにかく人を呼んで会を催すのは大変なこと。ご苦労様でした。

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― posted by 本人 at 06:53 pm

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