これは昨日寝る前にふと思って飛び起きて付箋に書いておいた言葉。どういう意味かというと,行政側は,ワープロを単なる事務用のツールと思っている。教員は,ワープロを授業の道具と思っている。だから,両者が相容れないのだと。
行政側は,PCのツールを自分たちが指定するのは当たり前だと思っているし,教員は,自分の仕事の道具に口出しされるのをとてもいやがっているということなのだ。
例えば,学校と同じ公立ということで,市立の病院と比較してみよう。行政が会計システムやカルテの処理のしかたに口を出すことはあっても,医師が使う専門の医療器具に口を出したりしないだろう。つまり,教師にとってのワープロは,自らの専門性を発揮するための重要な道具なのである。そういう認識があるから,行政がPCのツールを決めてしまうことに大きな嫌悪感を示すのである。
そういうことが理解されないと,一人一台のPC配付では,絶対に大きな問題が起こるのだと思う。
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