ついに完成!体育館ステージ常設型プロジェクタシステム

 FBに書くと,記事が流れてしまうので,こういうときは,一応ブログに書いた方がいいかなと思って,書きます。しっかし,管理用ページのIDやパスワードを思い出すのに、時間がかかったよー。(余談ですが)

(きかっけ)
 体育館が新しくなるので,プロジェクタを常設する方法をいろいろ検討した。

(条件)
 教室のように,スイッチオンでスクリーンにすぐ映るためには,ステージ上に常に天吊りである必要がある。また,教室と同じように電子黒板になっていることも必要。

(困ったこと)
 ところが,ステージは,天吊りをするための天井はしっかりしているものの,飾りのための小さな幕がいろいろな場所につり下げられており,結局つり下げる場所が非常に限られる。
 また,ある程度の画面の大きさを確保しようとすると,結局ステージをはみ出して天吊りする必要があり,不可能。

(解決策)

 そこで,一つは,超短焦点のプロジェクタ(EB-436WTLink )を利用し,できるだけスクリーンの近くで吊れるようにした。また,このプロジェクタは,PCレスの電子黒板ユニットが内蔵されていることで,設置が本当に楽になった。

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また,このプロジェクタは,最大100インチまでしか拡大できないが,常設型としては,このサイズで我慢をする。(つまり,日常化と手軽さを優先)そして,イベントの時などは,300インチのスクリーンに対して,客席側から一般的な投影をするという2パターン投影式とした。

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したがって,スクリーンはご覧の通り大きく,天吊り投影の場合は,中心部だけに投影されるというスタイルになる。
 最大の特徴は,プロジェクタが、どうしても邪魔になる時に,巻き上げ装置で昇降するという仕組み。

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この仕組みを考えるのに,設計者と施工者を交えて、何度も話し合い,見事に解決してくれた。
非常に満足のいく設置ができたと思う。今後体育館ステージへのプロジェクタ設置の参考になればと思う。



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― posted by 本人 at 10:39 pm commentComment [1]

この記事に対するコメント[1件]

1. yo-yo — March 1, 2013 @03:15:26

見事です。ワイヤー式の発想と製品化に驚きました。あとはE社の超ウルトラ短焦点プロジェクターの開発・商品化を待つだけですね。この2つをを共同開発してブランド化したら大ヒットすること間違いないです。実用的な視点にしびれました。

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