先日から懸案だったvistaマシンから2000サーバへのアクセスができない件で,現場へ行き,ようやく解決に至った。やはりサーバの時計の遅れが(正確にはすすみ)原因だった。30分ほど進んでいたので,それを戻したら,すんなりつながったというわけ。たしかに,サーバの時計のずれは,いろんなところに影響するからなあと。特に古いサーバでバックアップ電池が古くなっているマシンは気をつけないと。
年度末に
2008/3/29
ある方から聞いたお話。日本の学校はいわゆる職員と呼ばれるひとのうち,8割までが教師であるという事実。・・・どういうことかというと,学校の仕事の中のほとんどを,教師がやっているということ。具体的には,授業準備,給食指導,ICTの授業,部活動,清掃・・・と,全てにおいて教師がやっていると言うこと。他の国では,学校の活動をたくさんの職種の方が分担してくれているということの比較の話である。
日本ではずっと昔から,学校で行うことは全て教師が自分でやっていくというのが当たり前だったので,今さらそういわれても,あたりまえじゃんと思ってしまうかも知れない。確かにそういうシステムが日本の教育を支えてきたし,効果を上げてきたのも事実である。が,ここにきて,逆にそういうシステムがデメリットになってはいないかと言うことを見直すことは大切なことである。全ての活動を教師が全てに関わることで,それが負担増となり,本来の教師の仕事である部分が,おろそかになってきたらそれは本末転倒である。
モンスターペアレンツのための対応の窓口をつくったり,特別支援やICT支援,図書館,理科の実験助手,地域のお年寄りの支援・・・いろいろな制度は,そういう意味で,設けられているはず。さて,もうすぐ新学期。各学校での教育活動をどんな風に分担するのか,なおいっそうの管理職のリーダーシップが求められる時代である。
日本ではずっと昔から,学校で行うことは全て教師が自分でやっていくというのが当たり前だったので,今さらそういわれても,あたりまえじゃんと思ってしまうかも知れない。確かにそういうシステムが日本の教育を支えてきたし,効果を上げてきたのも事実である。が,ここにきて,逆にそういうシステムがデメリットになってはいないかと言うことを見直すことは大切なことである。全ての活動を教師が全てに関わることで,それが負担増となり,本来の教師の仕事である部分が,おろそかになってきたらそれは本末転倒である。
モンスターペアレンツのための対応の窓口をつくったり,特別支援やICT支援,図書館,理科の実験助手,地域のお年寄りの支援・・・いろいろな制度は,そういう意味で,設けられているはず。さて,もうすぐ新学期。各学校での教育活動をどんな風に分担するのか,なおいっそうの管理職のリーダーシップが求められる時代である。
― posted by 本人 at 12:20 am
学校のサポート体制に関する検討会
2008/3/28
今日が最終回。2便で行って最終便で帰って来るというスケジュール。朝研究所によって,急ぎの書類作成の後,いつものコースで空港まで。
今日の会議では,今まで議論してきたことの最終チェック。インパクトのあるものにしたいというメンバーの思いは同じだった。終了後,堀田先生の仕事場を見学。年度末と言うこともあり,段ボールや書類がたくさんあって,みなさん忙しそうだった。
旧文科省の情報ひろば
が昨日からオープンということで,ちょっと寄ってみた。旧文部大臣の部屋が再現されていたり,シアターでは,明日の教室物語というビデオクリップ。学校でICTがどのようにつかわれているか,また使って行かなくてはならないのかと言うことについて,イラストでわかりやすく提示してくれる。
今日の会議では,今まで議論してきたことの最終チェック。インパクトのあるものにしたいというメンバーの思いは同じだった。終了後,堀田先生の仕事場を見学。年度末と言うこともあり,段ボールや書類がたくさんあって,みなさん忙しそうだった。
旧文科省の情報ひろば

― posted by 本人 at 12:08 am
Comment [2]
年間の図書費
2008/3/26
世の中,子どもに「本を読め」というものの,一年間に各自治体が図書購入費として各学校に用意してくれる金額がいくらなのかについて,意外に知られていない。規模にもよるが,正味の金額を聞いたらびっくりするような少ない金額である。そしてなにより児童書は1冊2000円〜3000円が相場だから,年間40冊も買えない。40冊というと多いように思うが,1クラスあたりにすると,数冊。
学力がどうの,国際比較がどうの,学力テスト対策をどうの・・・と言う前に,子どもの読書環境の現実をもっと注目してほしいと思う。そのために道路特定財源を回すのであれば,反対する人はいないと思うけど。いままで子どもたちの図書費として計上された地方への交付金を,それに回さずに道路や橋を造っていたお詫びとして,教育予算として,1%まわしてくれただけでも日本の教育は劇的に変わるんじゃないかな。
学力がどうの,国際比較がどうの,学力テスト対策をどうの・・・と言う前に,子どもの読書環境の現実をもっと注目してほしいと思う。そのために道路特定財源を回すのであれば,反対する人はいないと思うけど。いままで子どもたちの図書費として計上された地方への交付金を,それに回さずに道路や橋を造っていたお詫びとして,教育予算として,1%まわしてくれただけでも日本の教育は劇的に変わるんじゃないかな。
― posted by 本人 at 10:54 pm
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