この公開授業は,FSで配付されているICT機器の学校教育での利用について研究するわけだから,今の枠組みで授業を組み立てても,なぜICTを使わなければならないのかという点について,うまく説明できないことは承知の上だが,あえて使ってみるという心づもりで授業を組み立て『可能性を探った』のである。
提案材料としては,「OneNote」の利用法。この単元では,全ての授業で利用。自分の記録用として利用した。無限に広がるノートであり,「とりあえず書いておく」ものであり,授業中の様子を写真で記録しながら,結果や考察を書いていく・・・。そのデータは,教師のタブレットから全てを確認できるので(「サーバ上でのデータ共有)進捗状況や記述内容をいつでも(子どもが家に帰っていても)見ることができる。
また,その後の全員のデータ共有では,同時書き込みをするために,「コラボノート」を利用。自分の実験結果をIWBに投影し,全員のデータを比較した。・・・とここまではよかったが,今日の授業では,データのばらつきの個人差が大きく,不思議だった・・・結論でず。(汗)
おそらく普段なら,実験の様子も見ながら,子どものつぶやきも見ながら机間巡視もできるだろうが,さすがに今日はそれは無理。大勢の参観者の方をかき分け,机間巡視・・・前へ進めない。次時にはきちんと確認しよう。
続いての研究協議では,これまでの取り組みについて,学校代表で発表。そこでは触れなかったが,たくさんのICT機器が入って,入った次の日から電子黒板を使っての授業ができるのには,わけがある。それは前向きな本校の職員にはもちろん,三好地域のICT利用に関する素地ができていたからといってよいだろう。つまり,早くから授業へのICT導入とその活用について全体の底上げをしてきた三好教育ネットワークセンターの存在ではないかと思う。諸般の事情で本年度末でおわるという話を今回も何人かの先生に伝えると,「なぜ」という声もかえってくるが・・・
まあ,次のステップへの時代の流れで,しかたないが・・・。とりあえずその集大成としての授業を見ていただいた。たくさんの参観者の皆さんに感謝。
この記事に対するコメント[2件]
1. DOSEIJIN — February 4, 2011 @21:52:51
なんか,いろいろな協賛に気を配りながらの感じ。お疲れ様でした。
うちもICTサポーターの可能性を探ります。また教えてください。
2. administrator — February 7, 2011 @21:38:42
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