とにかく学校を替わるというのは,とても大変なことであり,替わってからかなりの日数を,その学校のルールや文化になれるための時間として費やす。プリンタ一つとってもそうだ。学校では,いまでもB5〜A3までの各種の用紙を混在して利用する。今まで思い通りにできていたことが,学校を替わると,その手間や方法の違いに,かなりまごつく。というかそれが仕事のロス時間となり,ストレスがたまるものである。
新学期が始まってのほとんどの時間を学級の授業準備に使えればいいが,実際は,授業準備どころか,各種報告や,校内の教員の役割分担に関係する事務作業が膨大となる。
このあたりが,学力の高いフィンランドと大きく違うところだろう。日本の教師とフィンランドの教師の文書作成量は約5倍違うそうだ。もちろん,フィンランドが少ないということ。それだけ授業準備に時間をかけることができるということ。
また,実労働時間もフィンランドは日本の半分で6時間程度。余裕ある勤務が高い職務遂行へとつながるはずである。なんだかひさしぶりに「校務」についていろいろと考える部分があった。
この記事に対するコメント[2件]
1. ぽちぽち — April 9, 2009 @21:11:49
2. administrator — April 10, 2009 @22:21:36
まだまだ落ち着きませんね。学校のホームページこれから楽しみですね。
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