この夏に返還された6年生の学力テストの個々のデータを手分けして分析(但し,個人名は記載なし)・・・・・国語と算数のABのレーダーチャート(全国,県と比較)と生活態度や個人の学習に対する考えなどのアンケートの部分について,関連性を見つけてもらう。
(緑付箋)・・・・助けになるもの
(赤付箋)・・・・妨げになるもの
と決めた上で,たとえば,
国語Bの点数が高い子のアンケート項目の中の「新聞をよく読む」という回答があれば,(緑付箋)に,「新聞をよく読む」と書いておく。
それらを個人で書いた後,グループ内で,下記の用紙を使ってそれぞれABに関する「助け」「妨げ」を貼っていく。
すると,この写真のように「助けになっている項目」「妨げになっている項目」がだんだんと重要度に応じて決まってくる。
結論から言うと,学力テストの詳細な数値分析と,アンケート項目にあるいろいろな内容とが関連しているということ。つまり生活習慣や,学習に対する態度,考え,目標や自尊感情など,今までいろいろ言われてきたことと学力の関連があるということを全員が意識できたことが大きな成果。
最後に,この研修の方法や,内容についての感想を,次の4つの項目で書き出してもらった。
・よかったこと
・悪かったこと(改善が必要)
・まだはっきりしない疑問や質問
・これからやろうと思ったこと
データ分析をすることの意味や効果についての理解が深まったという意見が多かったのは,収穫である。
添付ファイル: 目標設定シートpptx
振り返りシートpptx


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