大会に参加しての総括

 2日間の大会に参加して,いろいろ感じたこと,考えたことをまとめてみる。日本では,コンピュータ自身を教えるという授業実践は,このような大会の発表では,全然みられなくなってきたし,職業教育ではないんだという認識は,すべての人が持っているはずである。
 しかし海外をみると,コンピュータの力をもっときちんとつける必要があるという認識の上で,結構実業高校並みのスキルトレーニングを小さいうちからしっかりやっている。PISAのコンピュータに関する生徒の能力比較では,ものすごくスキルが低かった日本のことは,あまりマスコミで取り上げられなかったが,実は大変な問題になっているのではないかと怖くなってきた。
 海外のいろいろな国では,スキルトレーニングも重要視している。日本は,それもやらないし,かといっていわゆる情報教育の実践も,非常に差がある。いろいろな発表を聞く中で,じゃあ,最終的に何をどうすれば,いいのか−これは,出口の見えないトンネルかもしれないが,この差の現実をみたとき,やりきれない気持ちになるのは,私だけではないと思うが・・・・。
 ICTを使った授業実践をする先生は爆発的に増えてきているし,研究発表の中にも,優れた実践がたくさんある。その中では,授業の目的に迫るために,うまくICTを使っている状況がよくわかった。しかしながら,それらの実践を支える学校の情報環境において,情報セキュリティの厳格化によってより不便になってきているという矛盾がある。ますますこれらについてあちらこちらで問題化してきている。またひとつ,今私がすべきことについて,モチベーションが高まったといえる。
 ※ちなみに,シンポジウムではITCEについての誤解があった発表があったので,訂正しておく。ITCEは,技術レベルでのコーディネータではないんだけどなぁ・・・。

― posted by 本人 at 02:26 pm

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