世の中には、アウトソーシングがたくさん存在する。学校を考えてみても、警備保障、銀行など学校で対応できないことを自分たちでせず、他の人に頼んでいる。行政でいえば、はやりの指定管理者制度もそうだろう。そのほか、お昼の弁当や、広報誌の印刷など、お金を払って業者に任せるというのは、日常的に行われている。
では、ネットワークはというと、そういう感覚はまだないところが多いようだ。理由は、「大事な情報が漏れたら困る」というのが多いらしいが、銀行だって大事なお金を預けているのだから、同じことだと思う。要は新しいことへの信頼度(信頼の習慣)かな。
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これを書いていて、ニュースで「ふるさと納税」が報道されていた。自分の出身地に住民税を払うことができるとのこと。これが実現されると、東京都は減収になる可能性がある。でも、もともと地方交付税交付金の趣旨は、そういうことだったのではないだろうか。地方で育ててもらった人が東京で仕事をするようになっているからという意味だったように思う。地方交付税が減っているからこういう話が出てくるのかもしれないが。
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