ようやく版画に取りかかれることができた。子どもたちにとっては,初めての彫刻刀。とても楽しみにしていただろう。「持ってきても,授業が始まるまでは出さないこと」を前日からの約束としておいたので,子どもたちはみんなそれをきちんと守っていた。彫刻刀というツールも初めてだし,木版画という仕組みもはじめてなので,子どもたちは,どの線をどのように削っていくかということの意味を十分理解しているとは言い難い。それはもちろん,当たり前のことだが,試行錯誤を重ねていくうちにその仕組みがだんだん分かってくるものである。
そう考えると,やはりツールをブラックボックス化させてはならないのだとつくづく思う。何からの操作によって,結果がいろいろ変わっていくことを考えるとき,その仕組みを知っているのと知らないのでは,なかなか思考に至らないのではないかなと思う。
先日からVistaをさわり始めて,スムーズに行く部分は,あっけなく終わって,逆に怖かったりする。裏でどのようなことが行われているのかということをボクは知りたいので,こういうのを不気味というのだろうか。
この記事に対するコメント[2件]
1. yamachin
— March 3, 2007 @23:51:19
blogをしばらく見失っていました。
表示が速くなりましたね。
2. administrator — March 5, 2007 @22:33:03
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